空き家投資|新たな手法の可能性と注意点は?vol.2
▼空き家投資で成功するためのポイントとリスク

空き家であれば、どの物件でも投資に向いているわけではありません。
まずは周辺の家賃相場や賃貸需要を調べ、入居者を確保できるかや、十分な利益を得られるかを見極める必要があります。
そのうえで、次の点を確認しましょう。
【建物の状態】シロアリの被害や雨漏り、基礎のひび割れなど、外見では分かりにくい劣化がないかを調査しましょう。
【追加投資の範囲】リフォームや修繕にかける費用を、想定家賃や利回りとのバランスを踏まえて判断します。
【火災保険・地震保険への加入可否】築年数や構造、建物の状態によっては、保険に加入しにくい場合があります。購入前に確認しましょう。
空き家投資には、次のような資金面や法的なリスクもあるため、注意しましょう。
【融資を受けにくい】築古物件や再建築不可物件は担保評価が低く、金融機関から融資を受けにくい傾向があります。そのため、現金購入が前提となるケースも多いです。
【特定空家等に指定される可能性がある】倒壊のおそれや衛生上の問題があると、自治体から特定空家や管理不全空家等に指定される可能性があります。
また、空き家投資では、想定外の修繕費にしっかり備えなければなりません。十分な余裕資金を確保して取り組むのが基本です。
▼空き家投資の物件を探す主な方法

空き家を探す方法には、次のようなものがあります。
【地域密着型の不動産会社】地元の家賃相場や空き家事情に詳しく、一般には公開されていない物件情報を持っている場合があります。
【訳あり不動産のプラットフォーム】
アルバリンクの「不動産投資の森」など通常の市場では流通しにくい空き家を扱うサービスです。
【空き家バンク】自治体が運営する物件登録制度です。比較的安価な物件を見つけやすいです。
【競売・公売】市場価格より安く取得できる可能性があります。ただし、占有者や権利関係などのトラブルリスクを伴います。
空き家投資では、表面利回りだけで判断すると、経営の問題に直面しかねません。これを回避するためには、建物の状態、賃貸需要、将来の売却可能性を精査し、インスペクターや不動産会社などと連携しながら進めるのが賢明です。
あわせて読みたい
-
ハウスウェル投資投資家 空き家投資空き家空家賃貸経営
空き家投資|新たな手法の可能性と注意点は?vol.1
▼敬遠されていた空家が投資対象として脚光を浴びる 敬遠されていた空家が投資対象として脚光を浴びる 空き家はこれまで、活用しにくい一方で、管理コストや固定資産税などがかかる「負動産」として、..
-
LEDコスト削減ハウスウェル価格高騰投資賃貸経営賃貸設備
インフレで賃貸経営のコスト増大!支出を抑えるコツは?vol.2
▼修繕は壊れてからではなく、壊れる前にするのが基本 修繕は壊れてからではなく、壊れる前にするのが基本 修繕費を抑えるコツは、建物や設備にこまめに手を入れ、トラブルを未然に防ぐ「予防保全」..
-
インフレコストハウスウェル価格高騰修繕原状回復費用水道光熱費 LED設備関連賃貸経営
インフレで賃貸経営のコスト増大!支出を抑えるコツは?vol.1
▼インフレ時代の賃貸経営は利益率改善のチャンス インフレ時代の賃貸経営は利益率改善のチャンス インフレの影響により、賃貸経営の収益構造が大きく変わり始めています。 人件費や資材価格の高..
-
ハウスウェル住宅ローン改正民泊注文住宅減税訳アリ
賃貸業界注目ニュース4選:7月号
▼注文住宅を検討中の7割超が「住宅性能を重視したい」と回答 注文住宅を検討中の7割超が「住宅性能を重視したい」と回答 NEXERと鈴木環境建設が注文住宅を検討中の方を対象に実施したアンケートに..
-
WI-FIスマートホームハウスウェル差別化空室対策設備関連賃貸経営
空室対策×家賃アップを実現するスマートホームとは?vol.2
▼スマートホームに必要なコストと回収期間の目安 スマートホームに必要なコストと回収期間の目安 オーナー様にとって、スマートホームは、大規模な工事が不要な点も魅力です。WiFi環境を整えれ..
-
スマートホームハウスウェル利便性省エネ空室対策設備関連賃貸経営賃貸設備防犯性
空室対策×家賃アップを実現するスマートホームとは?vol.1
▼賃貸市場は差別化の時代に突入。利便性・安全性のニーズが拡大中 スマートロックや防犯センサーを導入したスマートホーム導入物件 賃貸物件は、これまで「駅近」や「築年数」といった条件が重..
-
オーナーズ保険タワマンハウスウェル億ション売却費用大家さん賃貸経営防犯対策
賃貸業界注目ニュース4選:6月号
▼新築億ション、東京都を中心に25都道府県で供給増加 新築億ション、東京都を中心に25都道府県で供給増加 東京カンテイの調査によると、昨年の新築億ションの供給は全国で8,266戸とな..
-
インフレハウスウェル定期借家 賃貸借契約 再契約物価高騰 資材不足稼働率 賃料改定賃貸経営
今、注目されている「再契約型」定期借家とは?vol.2
▼再契約型の定期借家契約のメリット ここからは、オーナー様がこの契約形態を採用することで、どのようなメリットが得られるのかを整理していきます。 ▼メリット1:稼働率を高めやすい ..
-
ハウスウェル不動産契約不動産賃貸再契約型定期賃貸借契約普通借家契約賃貸経営
今、注目されている「再契約型」定期借家とは?vol.1
▼普通借家の弱点を補う「再契約型の定期借家契約」 普通借家の弱点を補う「再契約型の定期借家契約」 近年、安定経営を目指すオーナーの間で注目されているのが「定期借家契約」です。 たと..
-
2027年問題ハウスウェル投資改正消火器省エネ空室対策給湯器設備関連賃貸経営賃貸設備
知らないと損する!2027年前後の賃貸設備の新ルール vol.2
▼給湯器(ガス温水機器):2028年以降は高効率タイプが主流 給湯器(ガス温水機器):2028年以降は高効率タイプが主流 給湯器についても、今後は省エネ基準の強化に伴い、高効率モデルが標..
-
ハウスウェル投資投資用不動産改正省エネ省エネ基準賃貸経営賃貸設備
知らないと損する!2027年前後の賃貸設備の新ルール vol.1
▼エアコンや照明、給湯器、消火器の省エネ基準が強化 エアコンや照明、給湯器、消火器の省エネ基準が強化 「設備は壊れてから交換すればよい」。これまでの賃貸経営では、こうした考え方が一般..
-
ミニマム課税投資改正相続税制改正節税賃貸経営
令和8年度税制改正で賃貸経営はどう変わる?vol.2
▼ポイント2:不動産小口化商品の評価が取引価額ベースに 今回の税制改正大綱では、不動産小口化商品(任意組合型等)についても、評価方法の見直し方針が示されました。 そもそも「任意組合型」と..
-
投資用不動産改正相続税金節税賃貸経営
令和8年度税制改正で賃貸経営はどう変わる?vol.1
▼賃貸オーナーが注目すべき税制改正の3つのポイント 今回の税制改正において賃貸オーナー様が特に注意したいポイントは、以下の3点に集約されます。 ・貸付用不動産の相続税評価の厳格化・不..
-
投資相続確定申告税金
確定申告後に見直したい!賃貸経営の「真の利益」とは?
◆確定申告の数字を、次なる一手のヒントにする 確定申告を終えた後、多くのオーナー様が次のように感じているのではないでしょうか。 「帳簿上は黒字なのに、手元に残る現金が少ない気がする」 ..
-
投資
収益物件の利回りと近年の傾向
賃貸アパートの経営において誰もが意識する「利回り」。今回は利回りについての確認に加え、地域ごとの傾向、目安となる利回りの値について紹介します。 ▼表面利回りと実質利回り 利回りとは、投資..