空室対策×家賃アップを実現するスマートホームとは?vol.1
▼賃貸市場は差別化の時代に突入。利便性・安全性のニーズが拡大中

賃貸物件は、これまで「駅近」や「築年数」といった条件が重視されてきました。加えて、近年は「設備の充実」を重視する入居者が増えています。
とくにスマートフォンを中心に生活する20〜40代はスマホと連携できる「便利で安全な設備」を重視する傾向が強まっています。
具体的には、以下のような設備への関心が高まっています。
・スマホで解錠できるスマートロック
・スマホで遠隔操作できるエアコンやテレビ
・スマホで遠隔から見られる防犯カメラ
・人感センサー付きの自動照明 など
こうした設備は、以前は「高級物件の豪華な設備」のイメージがありました。しかし現在は、一般的な賃貸物件でも導入が進んでいます。
実際、築古物件でも、設備面で差別化できれば、入居者に選ばれるケースが増えています。
一方、築浅物件でも、設備に特徴がなければ、競合に埋もれやすい傾向があります。
こうした流れを受けて、不動産業界で注目されているのが「スマートホーム」というキーワードです。
▼住まい全体の利便性や快適性を高めるスマートホーム

スマートホームとは、住宅設備をインターネットにつなぎ、スマートフォンや音声で操作できる住宅を指します。
「スマートホーム」と「IoT(モノのインターネット)」は混同されがちですが、厳密には意味が異なります。
IoTは、あらゆる「モノ」がインターネットでつながることを意味します。
一方、スマートホームは、IoTが総合的に機能することで、住まい全体の利便性・防犯性・快適性を高める仕組みを指します。
スマートホーム導入で、入居者は以下のメリットが得られます。
・利便性(遠隔操作、自動化)
・防犯性(スマートロックやセンサー)
・快適性(温度や照明制御)
・省エネ(光熱費削減)
入居者にとって、スマートホームは、単に「便利な設備」ではありません。
入居者の日々のストレスを減らし、生活そのものを快適・安全にする効果があります。
実際、スマートホームを一度体験すると、「以前の住宅には戻れない」と感じる入居者も少なくありません。
スマートホームは、「今住んでいる物件に住み続けたい」という心理を高めるため、入居期間の長期化(退去率低下)が期待できます。
▼スマートホームで築古物件でも競争力を持たせられる

スマートホームというと、「新築や築浅物件でなければ導入できないのではないか?」と感じるオーナー様もいるかもしれません。
しかし実際は、築古物件とも相性が良い仕組みです。
理由は、WiFi環境さえあれば、多くの機器を後付けできるためです。
スマートホームを導入することで、築年数の古さを利便性でカバーし、「機能性の高い物件」として差別化することが可能となります。
たとえば、築25年の物件でも、「スマートロック付き」や「出先からエアコン操作や室内のモニター監視が可能」などの機能を追加することで、入居者に「便利そう」という印象を与えられます。
スマートホームは、「便利な住宅」というイメージが強いですが、これにプラスして、防犯性を高められる点も見逃せません。
近年、入居者の防犯意識が高まっており、とくに女性は、「駅からの距離」や「築年数」と並んで、防犯設備を重視するケースも珍しくありません。
たとえば、不動産ポータルサイトで、同じエリア・同じ家賃帯の物件が並んでいる場面をイメージしてみましょう。
一方は、築10年の一般的な設備の物件です。もう一方は、築25年ですが、スマートロックや防犯センサーを導入したスマートホーム導入物件です。
防犯性や利便性を重視する入居者であれば、後者を選ぶケースも十分に考えられます。
このように、スマートホームは、入居者募集時の差別化で大きな効果を発揮します。
築年数が古くても、スマートホーム設備と適切なリフォームを組み合わせれば、「便利で安心な物件」として強力に訴求できます。
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