インフレで賃貸経営のコスト増大!支出を抑えるコツは?vol.2

 修繕費を抑えるコツは、建物や設備にこまめに手を入れ、トラブルを未然に防ぐ「予防保全」です。

「まだ使えそうだから」「それほど目立たないから」と放置すると、かえって高額な工事につながります。

【設備のケース(例:給湯器)】
不具合が出た段階で早めに対応すれば、部品交換や簡単な修理(数千円〜数万円)で済むケースがあります。
しかし、そのまま使い続けた結果、本体ごとの交換(十数万円〜)が必要になることも少なくありません。

【建物のケース(例:雨漏り・外壁)】
腐食や雨漏りを放置すると、構造体にまで被害が及び、当初は一部の部材交換で済んだものが大規模な修繕工事へと発展してしまいます。 定期的な点検と小規模なメンテナンスを繰り返すことで、大掛かりな工事の時期を先延ばしにし、建物の寿命を延ばすことができます。

特に以下のポイントは定期的なチェックが必要です。

・屋上や屋根の防水状態
・外壁のひび割れ
・共用階段のサビや劣化

共用階段について補足すると、鉄骨階段は早めに再塗装を行えばサビの進行を抑えられます。

しかし、放置して腐食が進むと、補修だけでは済まず大掛かりな工事が必要になることもあります。

小さな不具合の段階で摘み取ることが、長期的な修繕コストを最小限に抑える近道です

共用部の水道光熱費は毎月積み重なる支出だからこそ、わずかな削減でも年間で見ると大きなコスト削減効果が期待できます。

LED照明への切り替え(消費電力や交換頻度の削減)はもちろん、以下の対策を組み合わせることで、さらにコスト削減効果が期待できます。

【センサー照明の導入】
人が通るときだけ点灯するため、無駄な電気代を削減できます。

【点灯時間の見直し】
タイマーを活用し、利用頻度の低い深夜帯などの点灯時間を最適化します。

また、意外と見落とされがちなのが電力契約の見直しです。長期間にわたって契約内容を見直していない場合は、複数の電力会社や料金プランを比較してみましょう。

最近では、ガソリン代の割引やポイント・マイルの付与などの特典が付くサービスもあります。

こうしたサービスに切り替えることで、経営全体のコスト削減につながるケースも少なくありません。

原状回復工事や修繕工事でコスト削減を意識すると、つい「最安値の見積もり」を出す業者や安価な部材を選びたくなります。しかし、価格だけで判断するのは危険です。

賃貸経営で大切なことは、目先の「工事費の抑制」ではなく、長期的な「トータルコストの抑制」です。

極端に安い工事は、施工品質が低く再工事が必要になったり、追加費用を請求されたりするリスクがあります。

オーナー様ご自身で工事会社に発注される場合は、価格に加えて以下の点を確認してください。

・賃貸物件の施工実績が豊富か
・会社の規模や資本金、許認可などが確かか
・見積もりの内訳が明確で、不透明な項目がないか
・アフターフォローが充実しているか

インフレ時代の賃貸経営では、経費削減と収益改善の両立が重要です。出費を抑えながら収益性を高めたいオーナー様は、ぜひ一度、当社までご相談ください。

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